日本人の主食はご存知「米」です。その米と水を使って出来るお酒が「日本酒」。 日本酒を造っている蔵は日本全国各地に1000蔵以上あります。銘柄も地名絡み・歴史絡み・伝承絡みなどなど。「THE 日本のお酒」そう思うと面白いし、大切にしたく思います。それぞれの地に根付いて来た昔ながらの酒「地酒」。その地酒の「地」の部分を大切に、ここ滋賀県は湖北より発信したいと思います。守るべき部分は変えずに守り、変革する部分は果敢に挑戦する。その両輪で伝統文化を次世代へと継続させていきたいと思います。十五代蔵元 冨田泰伸
冨田酒造では、2001年より地元篤農家さんと酒米の契約栽培をしています。
今では5件の農家さんと取り組ませて頂いており、その中には長浜農業高校も。そう、高校生にも栽培してもらっています。高校生の作った酒米では「長農高育ち」という純米酒を造っています。
品種は「玉栄」「吟吹雪」「渡船」「山田錦」と滋賀の品種。
地元の「米」と「水」による本当の意味での「地酒」造り。
七本鎗のこだわりです。
七本鎗のこだわりです。
七本鎗のこだわりです。
田んぼと渡り鳥
七本鎗のこだわりです。
2010年より、初めて完全無農薬米による酒造りに取り組み始めました。そのきっかけは「お米の家倉」五代目、家倉敬和くんとの出会い。かねてから持っていた無農薬米での酒造りをしてみたいという想いは、彼の無農薬に対する熱意に背中を押され一気に実現するに至りました。
実際仕込みをしてみると無農薬米の日本酒の優しさ、柔らかさを感じ、これからさらに力を入れていきたいと思っています。
無農薬の田んぼにはメダカやドジョウ、沢ガニなど生物が戻り始めました。そして農業排水の受け皿であり京阪神の水瓶である琵琶湖にもきれいな水を供給していければと思います。
日本酒を呑むための器、酒器。世の中に溢れるほど酒器はありますが、自分たちなりの、何かそこに意味のある器で味わえたら楽しさ倍増!!酒米の田んぼの土で創った器、使えなくなった一升瓶を溶かして創った器。
日本酒の原点や、使いこまれ捨てられるところに光をあてる。そんな提案とちょっとした遊び心で創る酒器。創ってくださる作家さんの協力を得ながら、それこそ今後の展開を味わいながらゆっくりと進めていきたいと思います。
2005年より七本鎗が海を越え、海外でも味わってもらえるようになりました。「日本の国酒を、滋賀湖北の酒を海外の方にも味わって欲しい、日本の文化を感じて欲しい」とその夢は進行中。出どころは狭く、出さきは広く。
日本の酒はcoolでamazing。日本の国酒を世界の酒に。